お酒や食事に関するブログです。
[1]
[2]
お酒の種類
酒税法では、アルコールを1%以上含む飲み物を酒類と定義し、
「醸造酒類」 「蒸留酒類」に「発泡性酒類」 「混成酒類」を加えた
4種類に区分している。
一般的には、微生物である酵母が糖分をアルコールと二酸化炭素に
分解する「発酵」でつくるのが醸造酒。
発酵させたアルコール含有物を蒸留してアルコール度数を高めたのが
蒸留酒。
これらや果汁などを混ぜると混成酒だ。
ビールは製法上は醸造酒だが、酒税法で「発泡性種類」に分類される。
日本酒は、全体の約16%を占める純米酒を除けば、蒸留したアルコールを
添加しているため製法上は「混成酒」とも考えられるが、酒税法では
「醸造酒類」に位置づけられている。
ワインとブランデーからつくったシェリー酒やポートワイン、米をほとんど
使わずアルコールと糖分などで日本酒風の味付けをした合成清酒は、
酒税法上も「混成酒類」だ。
・酒の種類と主な原料
主な原料 糖化材料 醸造酒 蒸留酒
ブドウ 不要 ワイン ブランデー
麦 麦芽 ビール ウイスキー
麹カビ 麦焼酎
米 麹カ 日本酒 米焼酎・泡盛
クモノスカビ 紹興酒
酒税法では、アルコールを1%以上含む飲み物を酒類と定義し、
「醸造酒類」 「蒸留酒類」に「発泡性酒類」 「混成酒類」を加えた
4種類に区分している。
一般的には、微生物である酵母が糖分をアルコールと二酸化炭素に
分解する「発酵」でつくるのが醸造酒。
発酵させたアルコール含有物を蒸留してアルコール度数を高めたのが
蒸留酒。
これらや果汁などを混ぜると混成酒だ。
ビールは製法上は醸造酒だが、酒税法で「発泡性種類」に分類される。
日本酒は、全体の約16%を占める純米酒を除けば、蒸留したアルコールを
添加しているため製法上は「混成酒」とも考えられるが、酒税法では
「醸造酒類」に位置づけられている。
ワインとブランデーからつくったシェリー酒やポートワイン、米をほとんど
使わずアルコールと糖分などで日本酒風の味付けをした合成清酒は、
酒税法上も「混成酒類」だ。
・酒の種類と主な原料
主な原料 糖化材料 醸造酒 蒸留酒
ブドウ 不要 ワイン ブランデー
麦 麦芽 ビール ウイスキー
麹カビ 麦焼酎
米 麹カ 日本酒 米焼酎・泡盛
クモノスカビ 紹興酒
サツマイモ 麹カビ 芋焼酎
コーリャン クモノスカビ 白酒
(朝日新聞GLOBEより転記)
きもと 山廃 とは?
生もと とは江戸時代に確立した伝統的な酒の製法で、
天然の乳酸菌の力を借りて、酒の元になる酒母を作る方法。
タンクに蒸した米と麹、水を入れ、蔵にすみ着いた乳酸菌に乳酸を
つくらせる。乳酸菌が雑菌や不要な野菜酵母を殺したところで、
アルコール発酵に必要な酵母を投入する。
培養された酵母も生命力が強いものが生き残り、この酵母を使って
できた酒は重厚なうまみと酸を伴う味になるとされる。
醸造には30日以上かかる。
この過程で最も人手のかかる作業が、雑菌が動かず、乳酸菌が
活動しやすい気温5度ぐらいの寒さの中で、蒸米と麹と水を
混ぜ合わせる「山卸し」だ。
かゆ状になるまで丸1日かける。人件費も手間もかかるこの作業を
廃止しても、蒸米の投入を遅らせることでほぼ同様の酒母が
できることが明治時代にわかった。
この手法を「山卸し廃止(やまはい)」と呼ぶ。
これに対して現在造られている酒のほとんどは、水に人工的に
乳酸を加え、蒸した米と麹を混ぜる「速醸」で2週間程度で酒を
醸造できる。
(朝日新聞GLOBEより転記)
生もと とは江戸時代に確立した伝統的な酒の製法で、
天然の乳酸菌の力を借りて、酒の元になる酒母を作る方法。
タンクに蒸した米と麹、水を入れ、蔵にすみ着いた乳酸菌に乳酸を
つくらせる。乳酸菌が雑菌や不要な野菜酵母を殺したところで、
アルコール発酵に必要な酵母を投入する。
培養された酵母も生命力が強いものが生き残り、この酵母を使って
できた酒は重厚なうまみと酸を伴う味になるとされる。
醸造には30日以上かかる。
この過程で最も人手のかかる作業が、雑菌が動かず、乳酸菌が
活動しやすい気温5度ぐらいの寒さの中で、蒸米と麹と水を
混ぜ合わせる「山卸し」だ。
かゆ状になるまで丸1日かける。人件費も手間もかかるこの作業を
廃止しても、蒸米の投入を遅らせることでほぼ同様の酒母が
できることが明治時代にわかった。
この手法を「山卸し廃止(やまはい)」と呼ぶ。
これに対して現在造られている酒のほとんどは、水に人工的に
乳酸を加え、蒸した米と麹を混ぜる「速醸」で2週間程度で酒を
醸造できる。
(朝日新聞GLOBEより転記)